金鳥小説『キンちゃんがいた夏』
今日は日曜日。
週明けに仕事がたんまり控えている私は、
日曜日のうちに美容室に行っておかねば
R176沿いの豊中駅近くの
美容室Fは
私がご贔屓にしているファンキーな美容室。
スタッフの皆さんの明るく配慮のあるご対応は、
‘接客’というものを非常に心得てはって、
とーっても気持ちのいいものです
そして、今日のぐらりぶ、
カラー&カットをしてまいりました。
ぐらりぶは、髪の毛を染めているところだけは、
美容師さん以外の人には絶対に見られたくない~~!!
だって、ヘアーカラー剤を髪の毛にヌリヌリしちゃうと、
まるで「いっぽんどっこ」を歌ってた頃の水前寺清子なんだもの。。
ま、そんな話はどーでもエエんですが。。
カラーをしている間、
雑誌に読みふけるぐらりぶ。
今日読みふけまくった雑誌は、
価格は庶民の味方でありながら
情報量がしこたまある「オレンジページ」。
夏場にオイシイお茄子のクッキング特集で、
とってもタメになりまくり~
ずんずんページをめくっていくと、
なにやら興味をそそる宣伝ページが
題して
『キンちゃんがいた夏』。
←携帯で撮ったもんで
えらいピンボケですんません
これは殺虫剤「キンチョール」の
雑誌版の広告なんだけど、
色んなバージョンがあって、
それが同時期に色んな雑誌に
掲載されているんだってさ
◇金の巻 「すてきな奥さん」7月号,「ESSE」7月号
◇母の巻 「saita」7月号,「婦人公論」7月7日号
◇嘘の巻 「クロワッサン」6月25日号,「女性自身」6月26日号
◇蠅の巻 「週刊女性」6月26日号,「趣味の園芸」7月号
◇酔の巻 「女性セブン」6月28日号,pumpkin 7月号
◇愛の巻 「毎日が発見」7月号,「Como」8月号
◇秘の巻 「ゆうゆう」8月号,「オレンジページ」7月17日号
◇紐の巻 「おはよう奥さん」8月号,「サンキュ!」8月号
「オレンジページ」に掲載されていた『キンちゃんがいた夏~秘の巻~』に
すっかりはまってしまったぐらりぶは、家に帰ってスグさまキンチョールのサイトを検索。
あった!あった!
金鳥小説『キンちゃんがいた夏』の、ありとあらゆるバージョンが、
金鳥さんのHPで拝見できちゃいました~
しかし、この『キンちゃんがいた夏』・・・
内容が、ちーとばかし複雑な家庭環境を物語ってて。。
・・というか、めっちゃイマドキと申すべきなのか。。
ケン坊という主人公んちに、いつしかしょっちゅうやってくるようになったお兄ちゃん。
その名も‘キンちゃん’は、実はケン坊のお母さんの‘いい人’らしい。
お母さんは‘今のところ独身’だそーで、
ケン坊はお父さんの顔も名前も知らない。
で、キンちゃんってのは、これまたハンサム兄ちゃんやねんけど、
パチンコ好きで、仕事もしーひん、実にだらしない奴。。
時々、ケン坊のお母さんのお財布から
お金をせしめちゃったりするフテー奴。。
なのに、キンちゃんが家にくるようになってから
お母さんは笑顔がとっても増えて平和になったらしい。
キンちゃんはお母さんを愛してるらしいし、
お母さんもキンちゃんが大好き。
・・と、早い話が、キンちゃんはお母さんのHIMOで、
昭和のクサさも匂うけど、平成ならではのドラマ展開。
このキンチョールの雑誌広告。
複雑な家庭環境、ビミョーな人間関係でありながら、
その中で生きる少年の心境をうまく描写し、
あっけらかんとした表現が、実におもしろい!!!
まるで箸やすめのように随所随所にキンチョールが登場し、
実に愉快!爽快!痛快かい~!!
うまいなぁ、このコピーライターさん。。
ほんま、尊敬に値するなぁ。。
同時多発で打つ雑誌広告。
興味をそそるドラマ展開の内容。
そして、さりげに商品名をアピール。
いかに商品を売るか!
いかに商品名をインパクトづけるか!
いかに広告戦略を打つか!
『キンちゃんがいた夏』の広告戦略は、
目に見張るものがありまくりざんす
日本の夏
キンチョーの夏
・・とは言うけれど、、
さすが、この夏も、金鳥サマサマ~ですわ~
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